車椅子バスケを見に行きました
2015/12/23
晴天にめぐまれた子どもの日。妻に誘われて、千駄ヶ谷の東京体育館に車椅子バスケを見に行きました。野球とサッカー以外の試合を生で観戦するのははじめてです。
内閣総理大臣杯争奪 第43回日本車椅子バスケットボール選手権大会
大会2日目の今日は、準決勝の2試合が行われます。グッズの売店のおばちゃんに見やすい席を聞いて、「2試合とも見たいならBコートとCコートの真ん中がいいよ」と教えてもらったので、その通りに着席して試合開始を待ちます。
左のBコートで行われる宮城マックスvs千葉ホークスの試合は、昨年の決勝戦を同じカードとのこと。序盤から、目まぐるしい攻防がはじまりました!
激しいゴール下の争い。ときには、車椅子がぶつかり転倒することもあります。
ゴールが決まると、すぐ戻る!いつも速攻の先頭を走る宮城マックスの背番号4豊島選手はコート上で誰よりも速く、そのファンタジックなプレイに、試合前に買ったイチゴシェイクが溶けることも忘れて、ただただ魅了されてしまいました。
車椅子バスケは、井上雄彦さんの『リアル』の中でしか知りませんでしたが、実際の試合は漫画よりずっとリアルでした。選手のプロフィールを見ると、全員が交通事故や生まれながらのものなど、事情はいろいろありますが障がいがあります。でも、試合を見て、それを「ハンディキャップ」という言葉で表すことなんてできないと気づきました。
ひとつのスポーツとしてファンになりました。パラリンピックで日本代表として戦う試合を見るのが楽しみです!
PS.
試合のあと、会場に実際に試合で使われている車椅子を体験できるコーナーがあったので、乗ってみました。予想していたよりも乗りやすく、軽く、自由に動けることに驚きました。