ノラ猫ism

今日もノラ猫のように、凛々しくハングリーに、生きる

フィンランド旅行記Ⅺ 帰国

      2015/12/24

2011091601.jpglocation: Klaus K(クラウス・クルキ)

3日間過ごしたホテルでの最後の夜が明けました。同時に、旅行の最後の1日がはじまりました。その日は、朝、ホテルの中にあるジムに行きました。

2011091602.jpglocation: Gym of Klaus K

ランニングマシンでゆっくりと20分間走りました。嫁の走行距離は…

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2.11km。2月11日は我が家にミーちゃんが来た日です。早く帰ってこ~いというミーちゃんの心の声が聞こえるような気がしました。

今日は特に予定は決めず(今日に限らず大半決まってなかったわけですが…)、お土産を探しがてら街歩きをすることにしました。

まずは、フィンランドで「ここで揃わない物はない!」と言われているSTOCKMANNというデパートに行きました。

2011091605.jpglocation: STOCKMANN

その言葉どおり、お土産からファッションまで完璧に全て揃っていました!!僕は自分へのお土産として来年用の手帳とCDを買いました。嫁はケモノの皮のバッグw買いました。

CDは4枚買ったのですが、一押しフィンランド人歌手はこの人です。

日本に輸入したら絶対流行ると思います!!

2011091606.jpglocation: ヘルシンキ市街

そろそろ長いようで短かった旅も終わりが近づいてきました。最初は見るもの全てが目新しく感じたヘルシンキの街並みも、3日過ごすと、すごく馴染みのあるいつでも来れる所のような気がしてきます。

日本からほとんど出たことのない僕は、いろいろなことを学び、肌で感じました。これも海外に詳しい人なら当たり前のことなのかもしれませんが、エレベーターのボタン1つとっても国民性の違いを実感しました。

2011091604.jpglocation: Klaus Kのエレベーター

フィンランドのエレベーターには「開く」のボタンのみで、「閉じる」のボタンはないのです。誰かのためにエレベーターを開けておく必要はあっても、自分のために急いで閉じる必要はない…。

日本人は、なぜそんなに急いでいるのでしょう?!何に追われて生きているのでしょう?!他人を尊重しながら自分らしく生きるという当たり前のことが出来ないのなら、どれだけ経済成長して、どんなにGDPが高くても、決して幸せにはなれないと思います。フィンランド人は、国が教育や福祉を支えてくれているから幸せなのではなくて、政治家や官僚も含めた国民ひとりひとりが、「開く」のボタンだけあればいいと思えるから、世界の中でも幸福度の高い国を作り上げることができた。そんな気がします。

2011091607.jpglocation: ヘルシンキ空港ロビー

帰りのヘルシンキ空港は、ものすごい人でごった返していました。フィンランドではほとんど日本人を見かけませんでしたが、空港にはたくさんの日本人がいました。ヘルシンキ空港は日本から一番近いヨーロッパの空港なので、ドイツやイギリスなど、さまざまな欧州諸国に行くハブ空港となっているようです。

「またいつか来よう!」

そう思いながら、ヘルシンキの町を背に搭乗ロビーの雑踏に並びました。

2011091608.jpglocation: 帰りのフィンエアー

そして日本…。

2011091609.jpg「おかえりニャさい」

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