ノラ猫ism

今日もノラ猫のように、凛々しくハングリーに、生きる

フィンランド旅行記Ⅸ タリンの町

      2015/12/24

2011091511.jpglocation: タリンの街並み

エストニアの首都タリンは、世界遺産にも登録されている美しい町です。リアルディズニーランドに入り込んだかのような、メルヘンな街並みが続きます。

2011091508.jpglocation: タリン市入口近くの露店

2011091509.jpglocation: タリン市旧市庁舎から見上げる空

ひとしきり散策してお腹が空いてきたところに、旧市庁舎の1階から美味しそうな匂いが流れてきました。店内は薄暗く、看板はエストニア語なので、何の店なのかもよく分かりません。でも、食欲には勝てずに、嫁を先頭に店の中に入りました。

2011091516.jpglocation: 魔女のスープ屋

メニューは1杯1ユーロのスープのみ。怪しげな甕の中から、これまた怪しげな器にスープが入れられます。

2011091517.jpglocation: 魔女のスープ屋店内

飲んでみると普通のコンソメスープなのですが、なんとも不思議な体験でした。

2011091512.jpglocation: 市内の案内板

2011091513.jpglocation: トーンペア城

2011091519.jpglocation: タリン市街から見る聖オレフ教会

タリン市にはトンガリ帽子をかぶったような塔がたくさんあるのですが、その中でもひときわ目立つのが、市街への入口近くにある聖オレフ教会です。オレフとはこの教会を作ったとされる伝説の巨人の名前だそうです。

塔に登れるというので、登ってみたのですが…

2011091520.jpglocation: 聖オレフ教会の中

狭くて急な石の階段が果てしなく続き、中盤にある休憩所で力尽きました。でも、そこから一望できるタリンの景色には心洗われる思いでした。

2011091514.jpglocation: 聖オレフ教会の塔(中盤)から見下ろすタリンの町

塔を下りた頃には、帰りのフェリーの時間も近づいてきたので、お土産物屋に入りました。

2011091518.jpglocation: 気のいいおばさんの土産物屋

チョコレートなどを物色していると、めちゃくちゃカワイイ猫の置物がありました。レジに持って行ったとき、おばさんに話しかけてみました。

「How do you say cat in this country?」

おばさんは「あら、あなたも猫が好きなのね」とでも言いたげな満面の笑みを浮かべながら、

「カシシャ」

と答えてくれました。

僕らは、とても素敵なカシシャの置物と、ずーっと忘れられない旅先での会話という思い出を胸に、タリンの町を後にしてヘルシンキの町に向かいました。

2011091523.jpglocation: タリンの思い出

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