フィンランド旅行記Ⅷ フェリーの旅
2015/12/24
フィンランドの朝は早く、そして暗い。旅行4日目は、パスポートを手にフェリーでバルト海を越え、エストニアの首都タリンに行くことにしました。
フェリーなんて貨物船みたいなものだろう、、、と思っていたのですが、意外や意外、豪華客船さながらの快適なものでした!!
船内にはビュッフェもあり、朝食を食べることができました。このシチュエーションで食べれば、もうなんでも美味しかったです。
嫁は船酔いしながらも、ipadで遊んでいます。
フィンランドに来てビックリしたことは、ネット環境の充実っぷりでした。ヨーロッパに行く機会の多い方にはすでに当然のことなのかもしれませんが、ホテルやカフェはもちろん、電車の中でもフェリーの中でもあらゆる所でwifiでネットに繋がるのです。もちろん無料です!!
そんな環境なので、日本人が携帯電話をイジるように多くの人がノートPCを開いています。ヨーロッパ人が日本に来たら「なんだこのIT後進国は!」と思うのでしょうか。
日本では、さまざまな利権があって無料wifiの導入が難しいと聞いたことがあります。でも、時代に取り残されないためにも、IT環境の整備は不可欠と実感しました。
船はバルト海を2時間半で越え、タリンの町へと入港します。
エストニアは、旧ソ連圏から初めてのユーロ導入国として、2011年1月1日からユーロに移行したばかりの国です。ユーロ圏で一番貧しい国とされている通り、フィンランドとは違うなにか緊張感のようなものを感じることがありました。たとえば、フィンランドからタリンに入る行きのフェリーでは何もなかったのですが、タリンからフィンランドに入る帰りのフェリーでは麻薬犬による検査がありました。バルト海を挟んで対面する2つの国を見れたことは、良い勉強になりそうです。