フィンランド旅行記Ⅵ ヘルシンキの町
2015/12/24
ヘルシンキの街の東の方。女性が持っているサカナからピューって水が出ている変な像の脇の通りから、観光名所を1時間半で一周するというグーな観光バスが出ています。市内の乗り物24時間乗り放題の『ヘルシンキ・カード』を買ったのですが、それがあれば観光バスも無料で乗れるというので、利用してみました。
各座席にガイドをしてくれるヘッドホンが1つずつ付いていて、言語も選べるという優れものです。
僕は当然「Japanese」を選んだのですが、ときどきナレーションが噛んでも、そのままになっている大らかさが素敵です。内容も、単なる観光案内だけではなく、フィンランドの歴史などにも触れてくれるので、背景を理解しながらすごく興味を持って聞くことができました。ヘルシンキ観光をサクッと済ませたい方には超おすすめです!!
大半の観光スポットはバスの中から見るのですが、バスから降りる場所が2ヶ所ありました。その1つがココです。
別名ロックチャーチと呼ばれている、岩盤をくり抜いて作られている教会です。ヨーロッパに旅行に行くと、大聖堂だの寺院だのをイヤというくらい見るものですが、こういう教会は初めて見ました。天井の周囲を円形に切り取ったガラス窓からの光線が、むき出しの粗い岩肌を柔らかく照らし出し、自然の懐に抱かれたような落ち着きを感じる。…とは『地球の歩き方』からの引用ですが、まさにそんな感覚でした。
もう1ヶ所がココです。
フィンランドの代表的作曲家ジャン・シベリウスを記念した公園です。記念撮影スポットとなるモニュメントがあるのですが、ただただ空気を読めない中国人観光客が印象的でした。
学びの大きかった観光バスを降り、その後はヘルシンキの町を楽しみました。