行政書士、はじめることにしました
2016/01/06
2016年2月開業を目標に、行政書士をはじめることにしました。試験に合格したのは平成14年なので、14年の時を経て資格を登録します。去年、前職を辞めたときから、行政書士をやってみたいという気持ちはあったのですが、当時は会社設立や許認可申請など、MBAでの学びも活きる行政書士の王道業務を考えていました。でも、祖父がリフォーム詐欺に合い、義理の父は太陽光発電所建設の被害に合い、と立て続けに理不尽な事件が起きたことで気持ちが変わりました。
なぜ、これまで一生懸命に生きた人が騙されなければならないのだろう?
祖父85歳、義父67歳と、年齡にちがいはありますが、どちらも定年まで仕事をやり遂げ、誠実に生きてきたことは同じです。それなのに、これまでの人生で蓄えてきたお金やプライドをフイにしてしまうような目にあうのは、残酷なことです。それをビジネスにしようとする人がいるのは、残念なことです。
「人生のラスト1マイルを自分で選択して幸せになってほしい」
これが、僕が行政書士に登録しよう!という気持ちを固めた根底にある想いです。弁護士ですら資格だけでは食っていけないと言われる時代、稼げない資格の代表格の行政書士に登録するのは、登録費の約30万円を捨てることにもなり兼ねない冒険です。でも、士業で独立するという僕が昔抱いていた夢に近づく一歩だし、厳しいからこそチャレンジしてみたいと思います。