成年後見制度シンポジウム
2016/02/02
日本行政書士連合会主催の「成年後見制度シンポジウム」に参加しました。定員300人のホールを埋め尽くす行政書士の先生方の熱気に圧倒されつつ、着席しました。
第1部は、ご本人も社会福祉士の大学教授の講演。前職のとき、弁護士が取り組む成年後見については現場に同行取材したり、福祉職の勉強会に参加したりしたことがありますが、行政書士の役割という切り口は新鮮でした。
第2部は元プロレスラーの小橋建太さんの講演。プロレスラー時代を中心に編集された迫力満点のプロフィール紹介の映像が流れた後、リングへの入場曲が流れ、小橋建太さんが登場しました。冒頭の自己紹介の中で、おっしゃった言葉が印象的でした。
自分はプロレスラーとしては長い経験がありますが、講演をするのは新人です。新人がベテランに勝てることは一生懸命、我武者羅にやることだけです。だから、今日は一生懸命話します。
もうすぐ行政書士に登録して”新人”となる私にとって、すごく大切なことを改めて教えていただいた気がしました。
講演の内容は、小橋さんが度重なる怪我からリングに復帰できたり、ガンが見つかったり引退することになっても前向きに生きることができたのは、家族や仲間の「無償の愛」があったからだと力説されていました。法律の専門家となる原点も近いところにあるのかもしれません。
最後は、小橋さんの「いくぞー!」に行政書士のみんなで「おーっ!!」と応えて幕を閉じました。
開業まであと約20日。気が引き締まります。